大腸炎の血液検査と潜血便検査の受け方ガイド

大腸炎とは

大腸炎は結腸の粘膜に炎症が起こる慢性の炎症性腸疾患(IBD)です。血便や下痢、腹痛、体重減少が主な症状で、これにより貧血やビタミン欠乏が起こりやすくなります。診断には血液検査と潜血便検査が用いられ、血液中の鉄やビタミンの状態、炎症マーカーを確認します。さらに、核タンパク質に対する抗体(pANCA など)が検出されれば、潰瘍性大腸炎の決定的な診断指標となります。

必要なもの

  • 主治医
  • 検査予約
  • 保険会社の連絡先情報
  • 便サンプルキット

手順

大腸炎の血液検査を受ける

  1. 医師から血液採取の指示を書いてもらい、検査機関へ持参します。検査技師が鉄・ビタミン欠乏や炎症の有無を調べます。

  2. 症状に応じて、pANCA、ASCA、OmpC、CBir1 などの血清マーカー検査が必要か医師と相談します。これらの特殊検査は主に Prometheus Laboratories 社で実施されます。

  3. 保険窓口に連絡し、上記特殊検査の保険適用可否を確認します。適用外の場合は、審査請求や再審査の手続きを調べます。

  4. Prometheus Laboratories 社に検査実施を依頼し、主治医と連携して血液採取・送付の詳細を調整します。

大腸炎の潜血便検査を受ける

  1. 医師に検査期間(何日分の便を採取するか)を確認し、便サンプルキットを受け取ります。

  2. 検査前72時間は食事に注意し、牛肉・羊肉などの赤身肉や生の果物・野菜は避けます。ビタミンCは1日250mg以下に抑えます。

  3. 痔核・裂肛からの出血、尿に血が混じる、月経中などは検査結果に偽陽性を生むため、医師に報告し必要に応じて検査日を変更します。

  4. 便サンプルキットと採取スライドに必要な情報(氏名・検体番号など)を記入します。

  5. トイレを2回以上流し、洗浄剤が残っていないことを確認した上で、付属の木棒で便を採取し、スライドに均一に塗布します。

  6. スライドは暗く涼しい場所で密閉し、光や高温から守ります。

  7. 全てのスライドを封入し、キットを医師に返却します。

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