腎臓損傷のサインと症状
腎臓は血液の老廃物をろ過し、電解質バランスを調整する重要な臓器です。腎臓が機能しなくなると、体内に老廃物が蓄積し、生命維持が困難になります。外部からの衝撃や外傷により腎臓が損傷すると、適切な処置が遅れると腎不全や致命的な結果を招く恐れがあります。そのため、腎臓損傷の兆候や症状を早期に把握し、迅速に対処することが重要です。
痛み
腎臓損傷による痛みは、損傷の程度に応じて中等度から激痛まで様々です。主に上腹部、背中、または肋骨と骨盤の間にある側腹部(フランク)に疼痛が現れます。
血尿
腎臓は豊富な血液供給を受けています。鈍的外傷や衝撃で腎臓が損傷すると、尿路に血液が混入し、尿に血が混じる血尿(ヘマチュリア)となります。
打撲痕(あざ)
強い衝撃や鈍的外傷で腎臓が損傷すると、上腹部や側腹部にあざができることがあります。皮膚表面に青紫色の痕が現れた場合は、腎臓への外傷が疑われます。
排尿障害
腎臓損傷は尿路全体に影響を及ぼすことがあります。腎臓への打撃により尿量が減少し、重症例では排尿が止まることもあります。
腫れ(むくみ)
痛みや圧痛に加えて、背中、側腹部、上腹部に腫れやむくみが見られることがあります。
