透析による血液感染症
原因
透析中に使用するカテーテルやグラフトに、主に黄色ブドウ球菌などの有害菌が繁殖すると血液感染症が起こります。腎機能が低下している患者は免疫力が低下しているため、感染リスクが高まります。
合併症
血液感染は肺、心臓、関節など全身に広がり、組織障害を引き起こす可能性があります。
治療の判断基準
感染の重症度や他の疾患の有無、発熱や感染が血液以外に拡がっているかどうかで治療方針が決まります。
抗生物質療法
軽度の感染では、数週間にわたる抗生物質投与が有効です。医師は白血球数や発熱、嘔吐、倦怠感などの症状をモニタリングし、治療効果を評価します。
カテーテル・グラフトの除去
感染源が除去できない場合は、カテーテルやグラフトを抜去します。その後、新たな装置に交換するか、別の透析方法へ切り替えることがあります。
