腎臓結石患者のための食事ガイド
腎臓に固体ができる原因は尿中の成分が結晶化することで、いわゆる腎臓結石です。結石ができると激しい痛みや、発熱、嘔吐、にごり・血尿、排尿時の灼熱感などの症状が現れます。再発を防ぐには、食生活の見直しが最も効果的です。
水分を十分に摂る
尿を薄めることで結石の形成を抑えられます。1時間あたり約8〜10オンス(約240〜300ml)の水分を目安に、1日で最低でも2リットルの尿を出すことを目指しましょう。摂取する液体の半分以上は水が望ましいです。
シュウ酸を多く含む食品を避ける
乾燥豆、ビート、ルバーブ、ほうれん草、ナッツ、イチゴ、小麦ふすま、チョコレート、紅茶などはシュウ酸が豊富です。シュウ酸が尿中に増えると、カルシウムと結合してカルシウムシュウ酸結石を作りやすくなります。これらの食品は控えめにしましょう。
カルシウムは適切に摂取する
かつてはカルシウムの摂取を減らすよう勧められましたが、現在はむしろ適切な量が推奨されています。腸内でカルシウムがシュウ酸と結合すると、シュウ酸の吸収が抑えられ、結石のリスクが低下します。過剰なカルシウム吸収(高カルシウム尿症)の場合は医師の指導のもとで制限しますが、特に問題がなければ、乳製品や小魚などから1日約1000mgのカルシウムを目安に摂りましょう。
タンパク質の摂取量を抑える
肉や魚、卵、乳製品、豆類などの過剰なタンパク質は尿を酸性にし、結石形成を促進します。1日のタンパク質は体重1kgあたり約0.8g、目安としては4〜6オンス(約115〜170g)程度に抑えると良いでしょう。特に赤身肉や加工肉は控えめにし、植物性タンパク質をバランスよく取り入れます。
