腎臓感染症の症状と対策
症状
- 背部の痛み、頻尿、濁った尿と強い臭い
- 夜間頻尿(夜中にトイレに行く衝動)
- 排尿時の焼けつくような痛み、腹部の圧迫感
- 発熱、血尿、鼠径部の痛み
- 乳児の場合:機嫌が悪い、食欲不振、夜間失禁(おねしょ)
- 重症例では:体温101°F(約38.3℃)以上の高熱、倦怠感、夜間の発汗、嘔吐・悪心、寒気・震え、意識混濁。これらが見られたら速やかに救急外来へ。
診断
- 超音波検査、尿検査、尿の入出量測定などを実施し、医師が診断。
- 痛みが強い場合は鎮痛剤を投与。
- 治療薬としては、ノルフロキサシン(ノロキシン)やシプロフロキサシン(シプロ)といったキノロン系抗生物質が処方されることが多い。
- 鎮痛薬としては、ビコディンやフェネルガンが使用されることがある。
利点(自然療法)
- クランベリージュースやクランベリーサプリは、自然の抗菌作用があり腎臓感染症の補助療法として有効とされる。
- 水分を十分に摂取することで腎臓の洗浄が促進され、感染の回復が早まる。
予防・対策
- 女性は前から後ろへ拭くことで、肛門から尿道への細菌移動を防止。
- 入浴よりシャワーを選び、過剰な水分が皮膚を刺激しないようにする。
- 性交後はすぐに排尿し、膀胱に細菌が残らないようにする。
- ワルファリンやクマディンを服用中はクランベリー製品を避ける(出血リスクが高まる)。
- デリケートゾーン用のスプレーや洗浄剤、ディッピングは使用しない。
- 清潔な水で外陰部を丁寧に洗い流す。
- 水分は十分に摂取し、シトラスや糖分の多い飲料は尿道の炎症を招く可能性があるため控える。
- 腹部や側腹部に温熱パッドを当てて痛みを和らげる。
- できるだけ安静にし、必要に応じて鎮痛剤で症状を緩和する。
留意点
- 妊娠、がん、腎臓結石、尿路系の異常などが腎臓感染症のリスクを高める。
- 女性は性交時に細菌が尿道を通りやすく、膀胱から腎臓へ感染が拡がりやすい。
