腎不全に伴う腎骨症とは

定義

腎骨症は、慢性腎不全に伴うカルシウム・リンのバランス異常により、骨が薄く脆くなる代謝性疾患です。

罹患率

米国腎臓・泌尿器疾患情報センターによると、血液透析を受けている患者の約90%が腎骨症を合併しています。

症状

腎骨症は「沈黙の障害者」とも呼ばれ、骨の変化が起こっても自覚症状が現れにくいです。主な症状は骨や関節の痛みです。

診断

血液検査と骨生検で診断します。血清カルシウム、リン、パラトルモン(PTH)、活性型ビタミンD(カルシトリオール)の濃度を測定し、骨密度や構造を評価します。

治療

治療はPTHの過剰分泌を抑えるための食事療法と薬物療法が中心です。カルシトリオール(活性型ビタミンD)補充やリン結合薬の使用、リン摂取の制限(牛乳、豆類、ナッツ、チーズ、乾燥豆など)を行います。

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