腎臓結石除去のための衝撃波療法手順
腎臓結石とは
腎臓結石(腎結石)は、腎臓の壁にミネラルや塩分が沈着し、結晶化してできる固体です。通常は尿中に溶けて排出されますが、尿が濃縮されると結石が形成されやすくなります。結石の主な種類は、カルシウム結石、ストルバイト結石、尿酸結石、シスチン結石の4つで、結石の成分は原因の手がかりになることがあります。
衝撃波療法(ESWL)
結石が大きくて自然排出が困難な場合や出血・感染を伴う場合、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が第一選択となります。
- 診断と位置決め:医師は超音波やCTで結石の位置を正確に把握します。
- 衝撃波の照射:患者は水中に座るか、クッション上に横たわり、軽度の鎮静剤を投与されます。ヘッドフォンを装着し、衝撃波の大音量から耳を保護します。
- 結石の破砕:衝撃波が結石に集中し、細かい破片に砕きます。破砕された結石は大量の水分摂取や軽い運動で自然に排出されます。
治療後は、結石の破片が完全に排出されるまで数週間から数か月かかることがあります。
治療後のケア
- 尿に血が混じる、治療部位の軽い打撲感が出ることがあります。
- 結石排出時に疼痛が生じるため、市販の鎮痛剤や医師処方の痛み止めが推奨されます。
- 破砕が不十分な場合は、追加のESWLや他の外科的手術(経皮的腎石除去術など)を検討します。
- 十分な水分(1日2〜3リットル)を摂取し、再発予防のために食事や生活習慣の見直しを行いましょう。
