ループス関節炎の主な治療法とその効果

ループス関節炎は、関節リウマチに比べて障害が少ないものの、関節の痛み・こわばり・腫れ・圧痛・温感を伴います。慢性化すると筋肉が萎縮することもあります。

ステロイド療法

プレドニゾンやヒドロコルチゾンなどのコルチコステロイドは、関節の炎症を抑えるために広く用いられます。経口投与や関節内注射で症状を軽減します。

バイオロジクス

近年注目されている治療で、Abatacept(アバタセプト)などの生物学的製剤は、T細胞の活性化を阻害し、炎症性サイトカインの産生を抑制します。免疫系に関与する細胞を標的とすることで、関節破壊を防ぎます。

ホルモン療法

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)を補充する治療が研究されています。ループス関節炎患者はDHEAレベルが低下していることが報告されており、ホルモン補充により免疫調整と炎症抑制が期待されます。

関節置換術

ループス関節炎で手足の変形が進行し、薬物療法で改善が見込めない場合、10%未満の患者に関節置換術が検討されます。関節の機能回復と痛み軽減を目的とした外科的手段です。

関節内ステロイド注射

関節内にステロイドを直接注入することで、局所的な炎症を迅速に抑え、可動域の改善と永久的な関節損傷の予防に役立ちます。数週間から数か月ごとに施行されます。

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