ライム病が影響する臓器と症状まとめ

ライム病が影響する主な臓器

ライム病は、感染初期の紅斑性遊走性紅斑(エリテマ・マイグランス)段階では主に噛まれた部位の皮膚に赤く広がる発疹が現れます。その後、菌が体内に拡散すると、以下のような臓器や組織にも炎症を引き起こします。

関節

特に膝、肘、手首などに炎症性関節炎が起こり、腫れや痛みが生じます。

心臓

まれに心臓へ感染が広がり、ライム心筋炎(心筋炎)や心膜炎、心臓伝導系の障害(心ブロック)を伴う不整脈が起こります。

神経系

神経系が侵されると、顔面神経麻痺や眼球運動障害などの頭蓋神経炎、髄膜炎、脳炎などの症状が現れます。

中枢神経系

進行した場合、ライム病性神経炎(神経ボレリア症)として、髄膜炎、脳炎、神経根炎、脳脊髄炎など重篤な神経症状が出ます。

眼の中間層(ぶどう膜)に炎症が起こり、ぶどう膜炎を引き起こすことがあります。

皮膚

初期の紅斑に加えて、手足に現れる慢性萎縮性皮膚炎(ACA)など、皮膚の萎縮や変色、薄化が見られます。

筋骨格系

骨や筋肉、関節にも炎症が及び、全身の筋肉痛や関節痛が生じます。

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