除神経(デナーベーション)
除神経は、神経終末が損傷し感覚が失われる状態です。さまざまな原因で起こりますが、手術の一環として痛みを軽減する目的で意図的に行われることもあります。特に腰部疼痛の治療で用いられることがあります。
筋炎(ミオシチス)
筋炎は筋肉が炎症を起こし腫れる疾患で、感染や免疫系の異常、薬剤などが原因です。炎症が進行すると、筋肉に付随する神経が萎縮し、除神経が起こることがあります。代表例として、手に症状が出やすい包涵体筋炎があります。
原因
一部の筋炎では、筋線維に付随する神経が萎縮(萎え)し、感覚が失われます。このため、患者は無意識のうちに傷ついた部位をさらに損傷するリスクがあります。
包涵体筋炎(Inclusion Body Myositis)
包涵体筋炎は、主に50歳以上の男女に発症しやすく、手や腕、脚の筋肉が徐々に障害されます。筋繊維が除神経されることで、手の感覚が低下し、足が急に引き込まれる(ドロップフット)ことで転倒リスクが高まります。
注意点
原因不明の感覚低下や筋肉の腫れは、除神経や筋炎だけでなく、より深刻な疾患のサインである可能性があります。これらの症状が単独でも同時でも現れた場合は、速やかに医師の診察を受けることが重要です。
