酸化亜鉛の副作用と注意点

概要

酸化亜鉛(ZnO)は白色の結晶や粉末として知られ、塗料、ゴム、プラスチック、化粧品など幅広い分野で使用されています。特に日焼け止めや保湿クリームに配合され、紫外線を遮断する効果があります。しかし、内服や過剰に使用した場合にはいくつかの副作用が報告されています。

アレルギー反応

化粧品(クリーム・ローション等)に含まれる酸化亜鉛が皮膚に触れることで、かゆみ、かぶれ、じんましん、刺すような痛み、チクチク感、色素沈着などのアレルギー症状が現れることがあります。

過剰摂取による副作用

通常の推奨摂取量は1日40 mg程度です。これを4~10倍以上に長期間摂取すると、血中のHDLコレステロール低下や免疫機能の低下が起こりやすくなります。酸化亜鉛はマグネシウム、銅、鉄などの吸収を妨げるため、栄養バランスが崩れます。特に子どもが過剰に摂取すると、下痢、黄疸、嘔吐、倦怠感、発熱、寒気、咳、無気力、腎機能障害などの症状が出ることがあります。

その他の副作用

口から摂取した場合、胸部圧迫感や呼吸困難、口・唇・舌・顔面の腫れが起こることがあります。また、嘔吐、吐き気、金属味が口内に残るといった症状も報告されています。

医学的状態 - 関連記事