膀胱結石の原因と治療法
膀胱結石の原因
腎臓で作られた尿が膀胱に長時間滞留したり、完全に排出されなかったりすると結石が形成されやすくなります。炎症や医療機器の使用、腎臓結石が膀胱を通過することも原因となります。
原因別の治療オプション
前立腺肥大、膀胱憩室、神経因性膀胱など、膀胱が自力で完全に空にならない状態が結石の原因になることがあります。これらの基礎疾患に対する治療が結石予防につながります。
治療法の概要
まずは水分摂取を増やすことが最も手軽で費用もかかりません。尿量を増やすことで小さな結石は自然に排出されることがあります。クランベリージュースも尿路の環境を整えるのに有効です。結石が大きい場合や水分だけで除去できない場合は、シストリソロパキシー(膀胱結石破砕術)や外科手術が選択されます。
シストリソロパキシー(膀胱結石破砕術)
細いカメラ付きチューブ(シストスコープ)を尿道から膀胱へ挿入し、レーザーや超音波で結石を細かく砕きます。通常は全身麻酔下で行われ、術前に抗生物質を投与して感染リスクを低減します。発熱、尿路感染、膀胱損傷、出血などの合併症が起こる可能性があります。
外科手術
シストリソロパキシーで結石が除去できない場合、外科的に膀胱を開いて結石を直接取り除きます。前立腺肥大など結石の原因となる疾患がある場合は、同時に手術で改善することが一般的です。
