食中毒は250種類以上あり、細菌、ウイルス、寄生虫、毒素、化学物質が原因となります。主な症状は嘔吐、腹痛、下痢です。代表的な食中毒を以下に紹介します。
ボツリヌス中毒
ボツリヌス中毒は、Clostridium botulinum が産生する神経毒によって引き起こされ、主に汚染された缶詰食品で発生します。症状は視力低下、嚥下困難、便秘、筋肉麻痺などです。
A型肝炎
A型肝炎は、汚染された食品や調理過程でウイルスに感染した人からの接触で広がります。発熱、黄疸、悪心、食欲不振などが典型的な症状です。
サルモネラ感染症(サルモネラ症)
サルモネラ菌が原因で、ヒトや動物の糞便との接触で感染します。下痢、発熱、腹痛が主な症状です。
胃腸炎
ノロウイルス、アデノウイルス、アストロウイルスなどが原因で、胃や腸が炎症を起こす状態です。嘔吐、下痢、頭痛、発熱などが現れます。
大腸菌感染症
大腸菌(E. coli)は多数の菌株があり、一部は溶血性尿毒症症候群や尿路感染、肺炎などを引き起こします。汚染された食品や水が主な感染源で、血性下痢、嘔吐、腹痛、顔面や眼瞼の蒼白、倦怠感などが見られます。
