肺塞栓症の有無を確認する方法
米国では毎年5万人以上が肺塞栓症(PE)により死亡しています。肺塞栓症は、血栓が静脈から離脱し肺動脈に詰まることで起こります。多くは下肢深部静脈血栓症(DVT)から発生します。以下の手順で肺塞栓症の疑いを評価します。
診断手順
呼吸困難や息切れがないか確認する。
深呼吸時に増強する鋭い胸痛があるか確認する。
痰に血が混じっていないか確認する。
D-ダイマー検査を実施する。D-ダイマーはPE患者で上昇しやすい。
高分解能CT(ヘリカルCT)で肺を撮影する。感度・特異度が高く、PEの確定に有用。
通気/灌流(V/Q)スキャンを実施する。造影剤アレルギー、腎機能障害、または体格が大きくCTが不適切な場合に使用。
肺動脈造影を行う。外科的治療が見込まれる場合に限り、金標準とされる。
