多発性硬化症(MS)の初期症状とは?

多発性硬化症(MS)は中枢神経系に影響を及ぼす慢性自己免疫疾患です。病変の位置や程度により多様な症状が現れますが、初期にみられる代表的な症状を以下にまとめました。

主な初期症状

視覚障害:視界がぼやける、二重に見える、色の認識が低下するなど。

感覚変化:手足や顔面にしびれ、チクチク感、灼熱感が現れることがあります。

筋力低下:軽度の脱力から、重度の場合は麻痺に至ることもあります。

倦怠感:MS患者に最も頻繁に報告される症状のひとつで、日常生活に支障をきたすほどの疲労感があります。

排尿・排便障害:失禁、尿意切迫感、便秘などが起こります。

認知機能障害:記憶力低下、集中力の低下、実行機能の障害などが見られます。

うつ症状:身体的症状だけでなく、慢性疾患と向き合う心理的ストレスからうつが現れることがあります。

すべての患者がこれらすべての症状を示すわけではありません。軽度の症状だけの人もいれば、症状が多岐にわたり重篤になる人もいます。

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