首の筋肉ひずみの治療法
アメリカカイロプラクティック協会によれば、首は頭蓋骨の付け根から始まる7つの小さな椎骨で構成され、頸椎と呼ばれます。約5kgに相当する頭部の全重量を支えるため、事故や転倒、強い衝撃、加齢、長時間の座位などが首に悪影響を与えることがあります。米国の筋骨格系レポートによると、アメリカ人の約10%が常に首の痛みを抱えていると推定されています。
エクササイズ
慢性的なこりや筋肉痛、ひずみの改善にはエクササイズが最も推奨されます。背部痛の専門家であるグレーム・ティーグ博士は、首の痛みは腰痛の約2.3倍の痛みを伴うと指摘しています。メリーランド大学が提案する簡単な首のエクササイズをご紹介します。頭をゆっくりと後ろに傾け、天井を見る姿勢をとります。その姿勢を約5秒間キープし、5秒以内に首が震え始めたら元の位置に戻します。これを1日5〜10回繰り返しましょう。
ストレッチ
ストレッチはエクササイズと同様に首の痛み緩和に重要です。柔軟性と血行を改善し、筋肉への圧迫を和らげます。以下の動作を1日数回行ってください。椅子の端に背筋を伸ばして座り、左手を背中の後ろで直角に置きます。右手で頭部を右側にやさしく引き、首が伸びるのを感じます。強い力は加えず、痛みが出るまで引かないように注意してください。3〜5秒間キープしたら反対側も同様に行います。痛みが軽減した後も継続して行うことで、筋肉の柔軟性を保てます。
カイロプラクティック
1995年に『Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics』が発表した研究によれば、頸椎の手技療法(頸部マニピュレーション)は、イブプロフェンなどの薬物治療に比べて「数百倍」安全性が高いとされています。頸部マニピュレーションは、手で首を調整し、可動域を広げ、緊張やこりを緩和する手技です。カイロプラクターは、マッサージや理学療法と組み合わせて治療を行うこともあります。
