胸椎右側弯(デクストロスコリオーシス)の症状とは?
胸椎右側弯(デクストロスコリオーシス)は、胸椎(背中の中部)の側方に右へ曲がる変形です。曲がりに伴い、さまざまな症状が現れます。
主な症状
1. 肩の高さが不均等になる:曲がりの影響で片方の肩が高く見えることがあります。
2. 肩甲骨が突出する:曲がり側の肩甲骨がはっきりと出て、翼状に見えることがあります。
3. ウエストの左右差:ウエストが左右で高低差を示すことがあります。
4. 肋骨隆起(リブハンプ):胸椎が回旋するため、背中に目立つ隆起ができることがあります。
5. 背中の痛み:胸椎や肩、肋骨周辺に痛みを感じることがありますが、痛みがない場合もあります。
6. 筋緊張・痙攣:側弯により脊柱に沿った筋肉が緊張し、痙攣が起こりやすくなります。
7. 呼吸困難:重度の場合、肋骨の動きが制限され、胸郭の膨張が妨げられ呼吸がしにくくなることがあります。
8. 疲労感:筋肉への負担やエネルギー消費の増大により、慢性的な疲れを感じることがあります。
9. 神経症状:稀に重度の側弯が脊髄や神経根を圧迫し、腕や脚のしびれ、チクチク感、筋力低下などの神経症状が出ることがあります。
10. 姿勢の不均衡:全身の姿勢バランスが崩れ、首や股関節に痛みが生じることがあります。
症状の程度は個人差があります
側弯の程度や進行速度は人それぞれです。軽度の側弯ではほとんど症状が出ないこともあれば、重度になると日常生活に支障をきたすことがあります。症状が疑われる場合は、整形外科や専門医に相談し、レントゲンやMRIなどで正確な診断と適切な治療方針を立ててもらいましょう。
