発作が始まったときに止めるための対策
てんかん発作は軽度から重度まで様々ですが、どの程度であっても患者の日常生活に大きな影響を与えます。発作が十分にコントロールされていても、突然起こる可能性は常にあります。発作が始まった瞬間に止めるための対策はありますが、すべてのケースで効果があるとは限りません。
発作を始める前にできること
- トリガーを把握する
睡眠不足、点滅光、強いストレスなど、個人ごとに発作を誘発する要因があります。自分のトリガーを知ることで、できるだけ回避し、発作が始まったときの対処法を事前に計画できます。
- 前兆を認識する
多くの患者は発作前にオーラや頭の中の違和感、筋肉のミオクロニー(小さな痙攣)などの前兆を感じます。前兆に気付いたら、あらかじめ決めた止める手段を実行できるようにしましょう。
- 薬を適切に服用する
発作の種類に応じて、発作開始時に効果がある薬があります。例としてクロノピン(クロナゼパム)などは、発作が始まった直後に服用することでストレスを軽減し、発作の進行を抑えることが期待できます。
- 鎮静薬の注射を受ける
救急隊員がロラゼパムやジアゼパムなどの鎮静薬を注射することで、病院に到着する前に発作を止められるケースがあります。急性発作時には医療機関に連絡し、適切な処置を受けましょう。
- リラクゼーション法を活用する
トリガーや前兆を感じたら、深呼吸や目を閉じて暗い部屋で静かに座るなど、リラックスできる方法を試みます。過度な緊張はストレスを増し、発作を悪化させる恐れがあります。
