バランス障害と末梢神経障害の治療法とは
基礎疾患
バランスが悪くなる原因としては、パーキンソン病や多系統萎縮症などの重篤な疾患があります。末梢神経障害は、手足のしびれや軽い痛みを伴う状態で、外傷、糖尿病、ビタミン欠乏、自己免疫疾患、毒素曝露などが原因です。根本疾患に対する治療がまず必要です。
薬物療法
症状に応じて、以下の薬が用いられます。
- パーキンソン病のバランス障害には、レボドパ+カルビドパの併用が有効です。
- 軽度の痛みは市販の鎮痛剤で対処し、重度の場合は医師が処方する強力な鎮痛薬を使用します。
- 末梢神経障害の疼痛には、抗てんかん薬(ガバペンチンやプレガバリン)やリドカイン貼付剤が効果的です。
- デュロキセチン(Cymbalta)などの抗うつ薬も、痛みの感受性を低下させるために用いられます。
生活習慣の改善
バランス障害のある方は、杖や車椅子の使用、めまいがある場合は運転を控えるなど、安全対策が重要です。立ち上がる際はゆっくり動作し、転倒リスクを減らしましょう。
末梢神経障害の患者は、特に糖尿病が原因の場合、足のケアが不可欠です。ゆったりした靴下・靴を選び、足の傷や水ぶくれを定期的にチェックし、清潔・乾燥を保ちます。
バランスの改善と神経症状の緩和には、規則正しい食事と適度な運動が効果的です。アルコールとタバコは血流を悪化させるため、できるだけ控えましょう。
