デュロミン使用のポイント

デュロミンは、オーストラリアで販売されている処方薬「フェンテルミン」の商品名です。食欲抑制剤として使用され、BMI(体格指数)が27以上の方、すなわち「やや肥満」から「肥満」レベルの人にのみ処方が認められています。これらの方は高血圧、心疾患、糖尿病などの合併症を抱えていることが多く、体重減少により症状が改善する可能性があります。デュロミンはアンフェタミン系の刺激薬で、長期使用すると依存性が生じることがあります。

指示どおりに使用する

自己判断で用量を増やさないでください。空腹感が残る、体重が減らないと感じたら、必ず医師や管理栄養士に相談しましょう。未治療の高血圧がある場合は、必ず医師に報告してください。刺激薬であるため、血圧上昇や心臓疾患を持つ方では心臓イベントのリスクがあります。

副作用に注意する

デュロミンの主な副作用は、落ち着きのなさ、不眠、過度のエネルギー、神経過敏や不安感、血圧上昇、性欲・性機能の変化、頭痛、呼吸困難、手足のむくみなどです。日常生活に支障が出るほどの症状が現れた場合は、医師に相談し用量調整を行ってもらいましょう。

健康的な食習慣を身につける

食欲抑制効果により間食の欲求が減りますが、食事を全く摂らないというわけではありません。デュロミンを使用中は、過剰な食事量や無計画な間食をやめ、野菜・果物・全粒穀物を中心としたバランスの良い食事に切り替えることが重要です。料理教室に参加し、外食メニューを低脂肪・低保存料で再現する技術を学ぶのもおすすめです。

定期的に運動する

筋トレやビキニボディ向けのハイインテンシティな運動だけが効果的というわけではありません。日常的に体を動かすことが体重管理と健康維持に繋がります。例えば、1日4回の15分散歩でも、体脂肪の減少や心肺機能の向上が期待できます。体重が落ちてきたら、ヨガ、スイミング、筋力トレーニング、ランニングなど、負荷の高い運動にステップアップしましょう。

フェンフェン(Fen-Phen)に注意

デュロミンの有効成分であるフェンテルミンは、かつて米国で使用が禁止された減量薬「Fen-Phen」の半分にあたります。もう一方の成分であるフェンフラミンと組み合わせると、弁膜性心疾患のリスクが高まります。現在は単独使用が許可されていますが、同様の副作用リスクは残っているため、医師の指示に従い単独で使用してください。

離脱症状と依存性

開始用量が高いほど、薬の使用を止める際に離脱症状が強く出やすくなります。デュロミンは複数の用量が用意されているため、医師の管理下で徐々に減量し、離脱症状を軽減できます。過去に薬物・アルコール依存の経験や家族歴がある場合は、必ず医師に伝えてください。減量中は倦怠感や急激な血圧低下によるめまい、失神が起こることがあります。症状が改善しない場合は速やかに医師へ相談しましょう。

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