脂肪細胞(アディポサイト)とは何ですか?
白色脂肪細胞
白色脂肪組織は男性の体重の約20%、女性の約25%を占めます。余剰エネルギーはこの組織に蓄えられ、空腹時の燃料として利用されます。また、体熱の保持や臓器のクッション材としても機能します。
褐色脂肪細胞
褐色脂肪細胞は多数のミトコンドリアを含み、エネルギーを熱として放出します。主な役割は体温調節で、糖質を大量に燃焼させて熱を生成します。
脂肪細胞について
1グラムの脂肪細胞は約900kcalのエネルギーを保持します。標準体重の成人は約200〜350億個の脂肪細胞を持ち、肥満になるとその数は増加します。食事制限や運動で脂肪細胞はサイズを小さくできますが、細胞自体は体内に残り、再び肥大しやすくなります。
脂肪の蓄積
男性は主に上半身に、女性は下半身に脂肪が蓄積されやすく、いわゆる「リンゴ型」「梨型」の体型が形成されます。年齢とともに分布は変化しますが、過剰なエネルギーは脂肪細胞に蓄えられます。必要な分だけの食事を心がけることが重要です。
肥満と健康リスク
米国国立保健統計センターによると、約5900万人の成人が肥満と診断されています。肥満は高血圧、糖尿病、脳卒中、変形性関節症などのリスクを高めます。専門家は食生活の改善と適度な運動を推奨しています。
