アルコール中毒の症状と対処法
血中アルコール濃度が約0.25%(約25‰)以上になると、120ポンド(約54kg)の女性で1時間に7杯以上、160ポンド(約73kg)の男性で1時間に10杯以上の飲酒に相当し、アルコール中毒と診断されます。1杯はビール12オンス、ウイスキー1.25オンス、ワイン5オンスです。
身体への影響
アルコール中毒は呼吸や心拍、嘔吐反射といった自律神経の働きを抑制し、最悪の場合は停止させます。また体温低下による低体温症や、低血糖による痙攣も起こります。重度になると致死的になることがあります。
症状
嘔吐、呼吸の遅れや不規則、痙攣、意識混濁、昏睡などが見られます。特に制御できない嘔吐が続き、意識が朦朧としている場合は速やかに医療機関へ連絡してください。
誤解・迷信
ブラックコーヒーや冷水シャワーで中毒が治るというのは誤りです。ショックを与えることで意識が失われる危険があります。また、眠らせて回復させようとしても、胃や腸に残ったアルコールが血流に吸収され続けます。
家庭でできる応急処置
嘔吐が続く場合は、呼吸状態を観察し、嘔吐物で窒息しないよう横向きに寝かせます。可能な限り意識を保ち、症状が改善するまで見守ります。
医療機関での治療
救急搬送後、点滴で脱水を防ぎ、必要に応じて嘔吐を誘発しアルコールの吸収を抑えます。バイタルサインの綿密なモニタリングが行われ、24時間以上生存すれば予後は比較的良好です。
