フォックスグローブ(ジギタリス)中毒の対処法と治療手順
フォックスグローブ(ジギタリス)中毒は、同名の植物の花や種子、茎、葉を誤って摂取したり、ジギタリス系の心臓薬(ジゴキシンやデジタリス配糖体)を過剰に服用したりすることで起こります。症状は急速に悪化し、命に関わることもあるため、速やかな対応が必要です。
主な症状
- 視界がぼやける、かゆみ(じんま疹)
- 嘔吐、下痢、吐き気、腹痛
- 不整脈や徐脈、低血圧、倦怠感、眠気、混乱
- 頭痛、方向感覚の喪失、抑うつ、失神
緊急時の対処手順
- 上記の症状が現れたら、すぐに近くの医療機関へ連絡し、可能であれば全国中毒情報センター(米国:1-800-222-1222)へ電話して専門家の指示を受ける。
- 救急車を要請するか、最寄りの救急病院へ向かう。可能であれば、摂取した植物や薬剤のサンプルを持参する。
- 患者の年齢・体重・摂取した植物や薬剤の名称・摂取時間・量を医療スタッフに伝える。
- 病院での初期評価として、体温、脈拍、呼吸数、血圧などのバイタルサインをモニタリングし、必要に応じて心電図(EKG)や血液検査を実施する。
- 症状に応じて、抗毒素薬や心拍数を安定させる薬剤が投与されることがある。医師の指示に従い、治療を受ける。
中毒の拡大を防ぐため、症状が軽微でも早期に医療機関へ相談することが重要です。
