リステリア感染症の診断と対処法
Listeria monocytogenesは土壌や水に存在し、さまざまな食品を汚染します。冷蔵だけでは菌は死滅しません。調理済みの肉、よく洗った野菜、加熱殺菌された牛乳や乳製品を選びましょう。
妊婦、乳幼児、高齢者、免疫力が低下している方はリステリア症のリスクが特に高くなります。自分が該当する場合は、以下の手順で症状の有無を確認し、早期に医師に相談してください。
診断・対処の手順
発熱、筋肉痛、下痢や吐き気などの胃腸症状がある場合は、リステリア感染の可能性を疑いましょう。
頭痛、首のこり、意識混濁、平衡感覚の喪失、痙攣といった神経症状が出たら、すぐに医師に連絡してください。リステリアは神経系にも影響を及ぼすことがあります。
妊娠中の方は特に注意が必要です。リステリアは流産、死産、早産、胎児感染の原因となります。疑わしい食品を摂取したと思われる場合は、直ちに医師に相談しましょう。
妊娠中にリステリアが心配な場合は、血液検査を依頼してください。定期的なリステリア検査は一般的ではありませんが、症状がある場合は検査が推奨されます。
リステリア汚染が確認された食品が回収された際に、その食品を摂取したことがある場合は、症状の有無に関わらず医師に報告してください。
妊娠中や高リスク群に該当し、リステリア感染が疑われる場合は、抗生物質の処方を受けるために早めに受診しましょう。リステリア感染は診断された症例の約20%が致死的になることがあります。
