カフェイン中毒の対処と治療法
カフェインはコーヒーや紅茶、清涼飲料水に含まれる刺激物です。ほとんどの国で規制がなく広く摂取されていますが、急に摂取をやめると眠気、頭痛、イライラ、吐き気、嘔吐などの離脱症状が現れます。以下では、カフェイン中毒の診断と治療の流れを紹介します。
治療手順
- 症状の把握:大量のカフェインは不安感、抑うつ、睡眠障害、頻尿、心拍数増加、吐き気、落ち着きのなさ、嘔吐などを引き起こすことがあります。また、カルシウム、鉄、カリウムの低下も見られます。
- 中毒の兆候を確認:最近250 mg以上のカフェインを摂取し、食欲不振、意識混濁、利尿、興奮、嘔吐、頻脈、震えなどが見られる場合は中毒が疑われます。
- 慢性的な過剰摂取の検査:血中テオフィリン濃度は通常1〜10 mg/Lですが、80 mg/Lに達すると致命的です。必要に応じて血液検査を行います。
- 医療機関での救急処置:気道確保と人工呼吸を行い、痙攣や低血圧があれば適切に治療し、バイタルサインを継続的にモニタリングします。
- 胃洗浄・活性炭投与:過剰摂取が比較的早期であれば、胃洗浄や嘔吐誘発、活性炭の投与が有効です。死亡例は、短時間で約40杯分のコーヒーを飲んだ場合に限られます。
カフェイン中毒はまれですが、症状が重い場合は速やかに医療機関を受診してください。
