噴出性嘔吐(激しい嘔吐)の原因と対処法

噴出性嘔吐(別名:強制嘔吐、爆発的嘔吐)とは、胃の内容物が口から勢いよく噴き出す状態を指します。本人はもちろん、周囲の人にとっても不快で心配になる症状です。持続したり、他の異常症状を伴う場合は速やかに医療機関を受診してください。

主な原因

胃腸感染症

ノロウイルス、ロタウイルス、食中毒菌などの感染により急性胃腸炎が起こり、激しい嘔吐が見られます。下痢や腹痛、発熱を伴うことが多いです。

胃排出障害(胃麻痺)

胃の筋肉が正常に働かず、胃内容物の排出が遅れると、吐き気・嘔吐・腹部不快感が生じます。

過食嘔吐症(神経性大食症)

過食と自己誘発嘔吐を繰り返す摂食障害で、嘔吐が噴出性になることがあります。

乗り物酔い

車・船・飛行機などの移動中に、感覚のずれから嘔吐が起こりやすい体質の人は、激しい嘔吐になることがあります。

中枢神経系疾患

頭蓋内圧亢進や脳腫瘍など、嘔吐中枢に影響を与える疾患は噴出性嘔吐を引き起こすことがあります。

薬剤の副作用

化学療法薬や一部の抗生物質など、嘔吐を副作用として伴う薬剤があります。

対処と注意点

噴出性嘔吐が続く場合、特に以下の症状があるときは緊急受診が必要です。

  • 激しい腹痛
  • 高熱(38℃以上)
  • 嘔吐が止まらない(24時間以上)

受診までの応急処置としては、脱水を防ぐために透明な水分(経口補水液や薄めたスポーツドリンク)を少量ずつ頻回に摂取し、嘔吐が落ち着くまで固形食は控えましょう。

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