UCB 903とはどんな鎮痛剤か?
UCB 903は、Mikart社が製造し、UCB Pharma社が販売する経口鎮痛剤 Lortab 7.5/500 の薬剤番号です。Lortab は米国薬局方取締局(DEA)によりスケジュール III の麻薬として分類され、医師の書面処方が必要です。白色の長方形錠で、片面にスコアがあり「903」、裏面に「UCB」と刻印されています。
用量
Lortab はヒドロコドン 7.5 mg とアセトアミノフェン 500 mg を組み合わせた製剤です。ヒドロコドンは中枢神経系のオピオイド受容体に作用し、疼痛や咳を効果的に緩和します。アセトアミノフェンは市販の解熱鎮痛薬にも含まれる成分で、ヒドロコドンの鎮痛効果を高めます。
適応
Lortab は中等度から中高度の短期間の疼痛緩和に承認されています。外傷、手術、歯科処置後の疼痛管理に頻繁に処方されます。また、がん疼痛、片頭痛、関節リウマチなどの慢性疾患による持続的な疼痛にも使用されることがあります。
副作用
主な副作用は吐き気、便秘、眠気、めまい、軽い頭重感です。通常は継続使用により軽減し、食事と共に服用すれば吐き気は予防できます。稀に重篤な副作用として呼吸抑制、心拍数低下、血圧低下、意識混濁、強い不安、重度の便秘、排尿困難、極度の眠気、肝障害があります。肝障害の兆候は濃い尿、右上腹部痛、皮膚や眼球の黄染です。これらの症状が現れたら速やかに医師に相談してください。アレルギー反応としてかゆみ、じんま疹、発疹、喘鳴、呼吸困難、喉や口の腫れがあれば、直ちに受診が必要です。
過剰摂取
Lortab の過剰摂取は致死的になる可能性があります。市販薬にも含まれるアセトアミノフェンは、処方量以上に服用しなくても過剰になることがあります。アセトアミノフェン過剰の症状は吐き気、嘔吐、下痢、食欲不振、発汗、意識混濁、イライラ、出血、低血糖、肝不全です。ヒドロコドン過剰は皮膚の冷感・湿り、心拍数低下、呼吸困難、血圧低下、極度の眠気(昏睡)や心停止を引き起こします。疑わしい場合は直ちに医療機関へ連絡してください。
