セロクエルは、統合失調症や双極性障害の治療に用いられる抗精神病薬、クエチアピンフマレートのブランド名です。製薬会社アストラゼネカによると、稀に神経遮断薬悪性症候群(NMS)を引き起こすことがあります。

特徴

NMSは致死的になる可能性のある症候群で、以下の症状が現れます。高熱、筋肉の硬直、腎不全、筋肉の崩壊(横紋筋融解)、意識障害などです。また、心拍数や血圧の不安定、心不整脈、過度の発汗も伴うことがあります。

診断のポイント

アストラゼネカによれば、NMSの診断は容易ではありません。医師は肺炎などの重篤な感染症や、他の薬剤による筋肉障害など、類似症状を示す疾患を除外する必要があります。

重要性

NMSが疑われた場合は、直ちにセロクエルの服用を中止し、入院して適切な薬剤とモニタリングで治療を受けることが重要です。

治療後の留意点

NMSから回復した後は、医師と今後の薬物療法について十分に相談してください。一度NMSを経験すると、同様の抗精神病薬を再び使用した際に再発リスクが高まります。

服薬時の注意

セロクエルや他の抗精神病薬を開始した際に、発熱や筋肉の硬直、体調不良などNMSの兆候が現れたら、すぐに医師に報告しましょう。