ラロキシフェン(エビスタ)の主な用途とは?

骨粗鬆症の予防・治療

ラロキシフェンは選択的エストロゲン受容体調整薬(SERM)で、骨に対してはエストロゲン作動薬として働きます。閉経後の女性における骨密度の維持や骨折リスクの低減に効果があり、主に骨粗鬆症の予防と治療に使用されます。

乳がんリスクの低減

乳腺組織ではエストロゲン拮抗作用を示すため、閉経後女性の乳がんリスクが高い人に対して、侵襲性乳がんの予防目的で投与されます。治療薬ではなく、リスク低減のための予防薬です。

心血管系への効果

ラロキシフェンはLDLコレステロールを低下させ、HDLコレステロールを上昇させることで、血中脂質バランスの改善に寄与します。また、血栓形成に対する影響が比較的少なく、心血管イベントのリスク軽減に期待できるとされています。

その他の用途

ホルモン補充療法(HRT)が禁忌となる閉経後女性に対して、エストロゲン欠乏症状(ほてり、発汗など)の緩和にも用いられます。

重要な注意点

血栓症の既往歴や活動性肝疾患がある人は使用を避けるべきです。ラロキシフェンを開始する前に必ず医師と相談し、適切な適応と安全性を確認してください。

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