シプラミル(シタロプラム)服用時の錐体外路系副作用
シプラミル(シタロプラム)の概要
シプラミルはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に属する抗うつ薬です。うつ病、認知症、強迫性障害、糖尿病性神経障害の治療に用いられます。
錐体外路系とは
錐体外路系は体の運動、筋肉、姿勢の制御に関わる神経系です。抗精神病薬や一部の抗うつ薬がこの系に影響し、副作用を引き起こすことがあります。
錐体外路系副作用
- アカシジア:座っていられない強い不安感や、揺れ動くような動作が現れます。
- ジスキネジア:筋肉の不随意な痙攣やチックが起こります。
- 錐体外路系症候群(NMS):重度の筋強直、発熱、意識障害を伴い、最悪の場合は致死的です。
発生頻度
メリーランド大学医療センターの報告によると、シプラミル服用者の1%未満が錐体外路系副作用を経験するとされています。
対処法
副作用が疑われる場合は、まず薬剤の中止が検討されます。必要に応じて、ベンゾジアゼピンや抗コリン薬など、症状を緩和するための薬が処方されることがあります。
