めまいの治療に用いる薬剤とその注意点

めまい原因と薬物治療の概要

めまいは目や感覚神経、内耳の異常が原因で起こります。軽度の場合は特定の食べ物や飲み物、タバコを避けるだけで改善することがありますが、重度になると薬物療法が必要です。薬はめまいの症状を和らげますが、根本原因を治すものは少ないです。

めまいに使用される主な薬剤

抗生物質

内耳の細菌感染がめまいを引き起こすことがあります。アモキシシリンやセフトリアキソンなどの抗生物質が感染を抑制します。アレルギーや他の薬との相互作用に注意が必要です。

Antivert(メクリジン)

抗ヒスタミン薬で、めまい、吐き気、嘔吐を緩和します。眠気が出やすく、鎮痛剤や睡眠薬、抗うつ薬、抗不安薬と併用すると強まります。喘息、前立腺肥大、緑内障などの既往がある場合は医師に相談してください。

Dramamine(ジフェンヒドラミン)

こちらも抗ヒスタミン薬で、めまい症状を軽減します。呼吸器疾患や尿路障害、緑内障のある方は医師に相談が必要です。眠気や判断力・反応時間の低下があるため、運転や重機操作は控えてください。

Phenergan(プロメトジン)

抗ヒスタミン薬で、眠気、倦怠感、不眠、震えなどの副作用があります。高齢者は副作用が出やすいです。アルコールとの併用は避け、運転は慎重に。てんかん、血圧、肝臓・腎臓疾患、心疾患、胃潰瘍、睡眠時無呼吸症候群、緑内障、前立腺肥大、低カルシウム血症などの既往は医師に伝えてください。

Klonopin(クロナゼパム)

クロナゼパムは抗不安薬で、メクリジンにアレルギーがある、または効果が不十分な場合に使用されます。主な副作用は眠気、混乱、協調運動障害です。

プレドニゾン

メニエール病などで内耳の炎症が原因のめまいには、短期間のステロイド(プレドニゾン)で炎症を抑え、内耳の圧力を安定させ、聴力とめまいを改善します。

薬の使用は必ず医師の指示に従い、自己判断で中止したり増量したりしないようにしましょう。

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