髪の成長は様々な要因に左右されるため、健康状態を示す指標となります。成長速度やパターン、密度に異常が現れた場合、体内の何らかの問題が疑われます。

多毛症(Hirsutism)

男性ホルモンに依存する毛が過剰に生える状態です。胸部、脚、腕、顔、陰部などに毛が増えることが特徴です。

過毛症(Hypertrichosis)

多毛症に似ていますが、男性ホルモンに関係なく全身の毛が急速に増える症状です。

顔面過剰毛

クッシング症候群、アナボリックステロイドの使用、先天性副腎過形成などが原因で、顔に過剰な毛が生えることがあります。

脱毛(Balding)

頭皮の毛が抜ける原因は、過度な洗髪やブロー、抜毛症(抜毛癖)、長時間の高熱、出産、加齢に伴う男性ホルモンの減少など多岐にわたります。

薬剤による影響

高血圧治療薬の中でも、β遮断薬、ACE阻害薬、カルシウム拮抗薬などが過剰な毛の成長を引き起こすことがあります。