診断手順

  1. 鏡で発疹を観察する

    まず鏡の前で発疹を確認します。鱗屑(うろこ状の皮がはがれている)があるかどうかで、考えられる疾患が変わります。鱗屑がある場合は特定の皮膚トラブルが疑われます。

  2. 形状と感触をチェックする

    発疹を触ってみましょう。丸みを帯びているか、平らか、乾燥しているかで違いが分かります。鱗屑がなく、隆起した赤い発疹は虫刺されが最も一般的です。小さな赤い丘疹はニキビに似ていますが、数が多い点が特徴です。新生児に見られるイチゴ状母斑(ストロベリーネバス)も同様の外観です。

  3. 平らな赤い発疹は要注意

    鱗屑がなく平らな赤い発疹は、はしか、蜂窩織炎、薬剤反応によるスティーブンス・ジョンソン症候群など、より重篤な疾患のサインであることがあります。特に疼痛や腫れが伴う場合は速やかに医療機関を受診してください。

  4. 鱗屑がある赤い発疹の可能性

    鱗屑が伴う赤い発疹は、湿疹、白癬(リングワーム)、全身性エリテマトーデス(ループス)など、長期的な皮膚疾患の兆候であることがあります。これらは症状や原因が異なるため、専門医による診断が必要です。

発疹の状態を正確に把握し、疑わしい症状がある場合は早めに皮膚科を受診することが重要です。