ウルシ(毒)による顔のかゆみ・腫れの対処法
環境医学誌『Wilderness and Environmental Medicine』の研究によれば、毎年最大5,000万人がウルシ科(毒常緑樹、オーク、スーマック)に含まれるウルシオールにアレルギー反応を起こします。米国皮膚科学会は、曝露した人の約85%が皮膚にかゆみや発赤、腫れ、水疱、滲出液といった症状を示し、残りの15%は無症状と推定しています。特に顔に症状が出ると、腫れが目立ちやすく、日常生活に支障をきたすことがあります。自然に回復するまでに通常2週間ほどかかりますが、その間にかゆみを抑え、腫れを軽減し、乾燥を早めるための医療的・家庭的な対処法があります。
必要なもの
- 清潔な柔らかい布
- 綿球
- 小さめのボウル
- 収れん液(ブロウ液など)
- ヒドロコルチゾンまたはその他の外用ステロイド
- カラミンローション
- 経口抗ヒスタミン薬
- 経口ステロイド(医師処方)
- 家庭用の材料:
- 氷
- 酢
- オートミール
- 重曹
- ジュエルウィード(野生の植物)
- 鍋
- アロエベラの葉
治療手順
医薬品を用いた方法
- 清潔な柔らかい布を冷水またはブロウ液に浸し、軽く絞ります。
- 湿らせた布で患部を15〜30分間圧迫し、血管を収縮させてかゆみを和らげます。
- 綿球にヒドロコルチゾン軟膏を取り、患部に薄く塗布します。
- 就寝前にカラミンローションを塗布し、乾燥を促します。
- パッケージの指示に従い、経口抗ヒスタミン薬を服用してかゆみを抑え、睡眠を確保します。
- 症状が2週間以上続く、または悪化した場合は医師に相談し、経口ステロイドの処方を受けます。
家庭療法の方法
- 氷を布に包んで顔に当て、血管を収縮させかゆみを軽減します。1日数回、数分ずつ行います。
- 綿球に酢を含ませ、患部に優しく拭き取ります。
- オートミール1部に水2部を混ぜてペーストを作り、顔全体に30分間マスクとして貼ります。
- 重曹1部に水2部を混ぜ、ペーストにして綿球で患部に塗布します。
- アロエベラの葉を割り、得られたゲルを直接患部に塗ります。
- 野山や道路脇で見られるジュエルウィードの茎と葉を水で煮出し、冷ました液を顔にスプレーします。1日数回繰り返します。
