子供の発疹と原因別対処法

子どもは免疫が未熟なため、様々な発疹にかかりやすく、症状や原因によって対処法が異なります。ここでは、代表的な発疹とその特徴、予防・治療法について解説します。

水痘(みずぼうそう)

子どもは手洗いや感染者との接触を十分に避けられないため、ウイルス性や細菌性の発疹にかかりやすいです。代表的なもののひとつが水痘です。症状は約2週間続き、主に体に赤くかゆみを伴う小さな丘疹が現れ、発熱や頭痛を伴うことがあります。免疫力が低下している子どもやHIV/AIDSなどの基礎疾患がある場合は重症化する恐れがあります。水痘は非常に感染力が強く、予防接種が有効です。生後1歳になる前にワクチンを接種することが推奨されます。かゆみがひどいときは、オートミール入浴が症状緩和に役立ちます。

はしか

はしかもワクチンで予防できる発疹です。初期症状は鼻づまり、発熱、結膜充血(目の充血)です。子どもは実際よりも体調が悪く見えることがありますが、長期的な後遺症はまれです。治療法はなく、十分な水分補給と安静が基本です。

紫斑(しはん)

紫斑は皮膚に赤や紫色の点状出血が現れる症状で、丘疹ではなく毛細血管が破裂してできた小さな出血斑です。多くはウイルス感染に伴う高熱とともに出現します。外見は健康そうに見えても、症状が出たら速やかに医師の診察を受けることが重要です。放置すると重篤化する可能性があります。原因の特定には血液検査や画像診断が行われます。

疥癬(かいせん)

疥癬はダニが皮膚に寄生して起こす発疹で、2週間ほどで症状が出始めます。かゆみが強く、密接な接触や衣類・帽子の共有が感染拡大の原因となります。予防は衛生習慣の徹底が最も効果的です。感染が疑われた場合は、家族全員のチェックと医師の処方薬による治療が必要です。

ミリア(乳児白斑)

新生児に多く見られるミリアは、皮膚に小さな黄色や白色の丘疹が点在する状態です。皮膚の角質が閉じ込められた嚢胞が原因で、脇の下やおむつ、頭皮にできやすいです。見た目は心配ですが、通常は無害であり、小児科医の診察で経過観察すれば問題ありません。

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