乾癬の自宅でできるケア方法
乾癬は皮膚の細胞が過剰に増殖し、赤みや銀白色の厚い斑点(プラーク)を形成する慢性疾患です。完治は難しいものの、症状が緩和する寛解期を迎えることもあります。医師の処方による内服薬・外用薬・光線療法に加えて、日常生活でできるセルフケアを取り入れることで、発症の重症度を下げることが可能です。
保湿
-
保湿は乾癬ケアの基本です。毎日の入浴でプラークを柔らかくし、刺激の少ない温度(ぬるめ)で15分程度浸すと効果的です。エプソムソルト、入浴用オイル、コロイドオートミールなどを加えると、かゆみや炎症を和らげます。入浴後はタオルで軽く押さえるように水分を拭き取り、すぐに保湿クリームや軟膏を塗布して水分を閉じ込めましょう。特に乾燥しやすい冬場は、1日に数回の保湿を心がけてください。
日光浴
-
適度な紫外線はプラークの改善に役立ちますが、過度な曝露は逆に症状を悪化させます。週に3回、短時間(5〜10分)を目安に日光浴を行い、日照時間を記録すると管理しやすくなります。日焼け止め(SPF15程度)を使用すれば、必要な紫外線は確保しつつ皮膚へのダメージを抑えられます。自分に合った日光浴の時間については、必ず主治医に相談してください。
クリームとトリガー対策
-
ステロイド(ヒドロコルチゾン)やサリチル酸配合の外用薬は、プラークの厚みやかゆみを軽減します。ただし、症状を悪化させるトリガーを把握し、できるだけ回避することが重要です。主なトリガーはストレス、感染症、喫煙、外傷、過度の日光、アルコール摂取などです。自分の症状がどの要因で増悪するかを観察し、生活習慣から除去しましょう。
