陰嚢にできるこぶの原因とは?

よくある原因

陰嚢にできるこぶは多くの場合、深刻な病気ではなく、以下のようなものが原因です。

  • にきび(吹き出物):体の他の部位と同様に陰部にもできることがあります。小さく白や黒の色をしており、市販のにきび治療薬で対処できます。
  • 嚢胞(のうほう):液体がたまった袋で、痛みがなく、特に問題になることは少ないです。
  • 脂肪腫(しぼうしゅ):良性の脂肪腫で、柔らかく動かすことができ、痛みはありません。
  • 精子肉芽腫:精管手術(精管切除)後にできる小さく硬いこぶで、漏れた精子が原因です。
  • 水腫(すいしゅ):精巣を包む液体の袋で、通常は痛みがなく問題ありません。
  • 副睾丸嚢胞:副睾丸(精巣上体)にできる液体の袋で、痛みはほとんどありません。
  • 静脈瘤(じょうみゃくりゅう):陰嚢内の血管が拡張したもので、痛みは少ないです。

まれな原因

稀に、陰嚢のこぶは以下のような深刻な疾患のサインであることがあります。

  • 皮膚がん:男性に最も多い皮膚がんで、陰嚢にも発生します。扁平上皮がん、基底細胞がん、メラノーマが代表的です。
  • 精巣がん:15〜34歳の男性に多く見られるがんで、精巣から発生します。
  • 感染症:性行為感染症(STI)などが陰嚢にこぶを作ることがあります。ヘルペス、梅毒、淋病などが例です。

受診の目安

次のような場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

  • 痛みがある
  • サイズが大きくなる、または形が変わってきた
  • 発熱、寒気、全身のだるさなどの他の症状を伴う

医師がこぶの状態を評価し、必要に応じて治療方針を決定します。

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