過呼吸時の酸素欠乏は害を及ぼすか?

機能

過呼吸は呼吸が速く浅くなる状態です。過敏な人では不安やパニック発作が主な原因です。呼吸が速くなると、肺から二酸化炭素(CO2)が通常より早く排出され、血中のCO2濃度が低下します。血液中のCO2は水と反応して炭酸(弱酸)や重炭酸イオン(炭酸の塩基)として存在しますが、CO2が減ると炭酸の量も減り、血液はアルカリ性に傾き、pHが上昇します。

影響

血液のpHが過度に上昇すると重要なタンパク質や酵素が変性し、致命的になる可能性があります。実際には、pH上昇とCO2低下により脳へ血液を供給する血管が収縮し、神経細胞への酸素供給が減少します。その結果、失神し、意識が戻ると呼吸は自然に正常に戻ります。

留意点

eMedicineによれば、過呼吸による死亡や重篤な障害は稀ですが、急性肺血栓塞栓症などの重篤な基礎疾患が原因である場合は緊急治療が必要です。

本記事は医療アドバイスではありません。過呼吸が続く、あるいは症状が心配な場合は、まず担当医に相談してください。

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