呼吸しない子どもにAEDを使用すべきか?
子どもへのAED使用の必要性
呼吸が止まっている子どもに対しても、AED(自動体外式除細動器)は使用すべきです。AEDは成人用とイメージされがちですが、子どもにも使用できる機器やパッドがあります。
小児用AEDとパッド
小児用に設計されたAEDは、電極パッドが小さく、エネルギー出力も低めに設定されています。子どもの体格に合わせた安全な除細動が可能です。
成人用AEDを子どもに使う場合
小児用AEDが手元にない場合は、成人用AEDでも使用できます。
- 小児用パッドがあるならそれを使用し、無い場合は成人用パッドを使用する。
- パッドは右上胸部と左下背部に貼ります。
子どもにAEDを使用する手順
- 反応の確認:やさしく揺すりながら「大丈夫?」と声をかけ、反応がないかつ呼吸がないか確認します。
- 助けを呼ぶ:一人でない場合は他の人に119へ電話してもらい、同時に胸骨圧迫を開始します。
- AEDの電源を入れる:音声指示に従います。
- 電極パッドを貼付:前述の位置にパッドを貼ります。
- 心拍リズムの解析:機器が自動で解析します。
- ショックが必要な場合:ショックが指示されたら、誰も子どもに触れないことを確認し、指示通りにショックボタンを押します。
- CPRを続行:ショック後はすぐに胸骨圧迫と人工呼吸を続けます。
- 機器の指示に従う:追加のショックや圧迫のタイミングはAEDの音声指示に従います。
AEDは医療的処置の代替ではありません。子どもが呼吸していない状態では、直ちに救急医療を要請し、可能であれば小児用CPRとAEDの訓練で学んだ手順を実施してください。
