CADASILは視床に影響しますか?
CADASIL(カダシル)とは
CADASILは、脳の血管に影響を与える遺伝性疾患です。小動脈の壁にNOTCH3タンパク質が蓄積し、血管が狭くなることで脳への血流が減少します。その結果、以下のような症状が現れます。
- 脳梗塞(脳卒中)
- 頭痛
- 痙攣(発作)
- 運動・協調障害
- 認知機能障害
- 気分障害
視床(ししょう)の主な役割
視床は脳の中心部に位置する小さな構造で、次のような機能を担っています。
- 感覚情報を大脳皮質へ中継
- 運動制御
- 睡眠と覚醒の調節
- 記憶の形成
CADASILが視床に及ぼす影響
視床は細い動脈で供給されているため、CADASILに伴う血流低下が直接影響します。血流が不足すると視床の構造が損傷し、上記の機能が障害されます。
視床障害に伴う主な症状
- 運動・協調障害、震え(振戦)
- 発話障害
- 記憶力低下
- 注意力・集中力の低下
- 睡眠障害
症状の重さは個人差が大きく、軽度のものから日常生活に支障をきたすほど重度のものまで様々です。
