線維筋痛症と関節リウマチの主な違い
線維筋痛症と関節リウマチは症状が似通う面がありますが、原因や影響部位、診断方法など多くの点で異なります。以下に主な違いをまとめました。
特徴
- 線維筋痛症は全身の筋肉や結合組織に痛みが広がります。一方、関節リウマチは主に四肢の関節を直接攻撃します。
副作用・合併症
- 線維筋痛症の代表的な症状は疲労感、睡眠障害、しびれです。関節リウマチは関節炎に加え、皮膚や肺の炎症を引き起こすことがあります。
罹患率
- 米国リウマチ学会のデータによると、線維筋痛症は全人口の約2〜4%が罹患しており、関節リウマチの約2倍の人数です。
診断方法
- 関節リウマチは血液検査やX線画像で診断できますが、線維筋痛症は明確な検査指標がなく、診断は医師間で議論が続いています。マギル大学疼痛研究センターは、多くの医師が心理的要因に注目して診断していると指摘しています。
歴史
- 関節リウマチは1800年にオーギュスタン・ジャコブ・ランドレ=ボーベイ医師が初めて記載しました。線維筋痛症は1981年にモハメド・ユーヌスが症候群として明確に定義しました。
