関節炎の血液検査結果
血液検査は関節炎の診断・管理において最も一般的に用いられる手段のひとつです。リウマチ専門医が処方する検査を理解すれば、病状や治療選択肢について医師と有意義に話し合うことができます。
機能
血液検査は、関節炎のタイプの判別、疾患の進行状況のモニタリング、処方された薬剤が効果を示しているかどうかを評価するために行われます。
種類
主な関節炎は、リウマチ性関節炎(RA)、若年性リウマチ性関節炎(JRA)、変形性関節症(OA)の3つです。血液検査は特にリウマチ性関節炎の患者で頻繁に行われますが、変形性関節症の患者にも実施されることがあります。
炎症の指標
炎症を評価する代表的な検査は以下の4つです。
- C反応性タンパク質(CRP)や白血球数が高いと炎症が疑われます。
- 赤血球沈降速度(ESR)が高いと感染や炎症の可能性があります。
- ヘマトクリット(HCT)やヘモグロビン(Hgb)の値が低いと炎症が示唆されます。
診断テスト
リウマチ性関節炎の診断には、リウマトイド因子(RF)と抗シトルリン化ペプチド抗体(Anti‑CCP)検査が用いられます。これらの検査で陽性が出れば診断の根拠となりますが、陰性でも病気が除外できるわけではありません。RF陰性でもリウマチ性関節炎を患う人は多く、結果については必ず医師に確認しましょう。
その他の考慮点
関節炎は貧血を伴うことが多いため、鉄分や赤血球数の評価が行われます。また、関節炎治療に使用される薬剤は腎臓や肝臓に負担をかけることがあるため、腎機能や肝酵素の検査も併せて実施されます。
