関節リウマチ診断と経過観察に役立つ免疫学的検査
関節リウマチは関節軟骨の破壊や全身症状を伴う進行性の自己免疫疾患です。診断と治療経過の管理には、複数の免疫学的検査が用いられます。以下に主要な検査項目とその意義を紹介します。
C反応性タンパク(CRP)
CRPは炎症の程度を示す指標です。関節リウマチの診断や炎症活動のモニタリングに利用されます。
環状シトルリン化ペプチド抗体(CCP)
ELISA法で測定されるCCP抗体は、関節リウマチの早期診断に高い感度と特異性を持ち、治療効果の評価にも使用されます。
リウマトイド因子(RF)
RFは約75%の患者で陽性となり、IgG・IgAなどのサブクラスと併せて測定されることがあります。診断の補助として重要です。
赤血球沈降速度(ESR)
ESRは赤血球の沈降速度を測定し、炎症の活動性を評価します。病状の把握だけでなく、治療効果の判定にも役立ちます。
その他の検査
免疫学的検査に加えて、X線やMRIといった画像診断が病変の進行度や関節破壊の有無を確認するために用いられます。
