子どもの頭皮がかゆいときの原因と対策
脂漏性湿疹(頭皮の湿疹)
子どもの頭皮がかゆく、フケが出る場合は、脂漏性湿疹(せぼれ性湿疹、脂漏性皮膚炎)の可能性があります。症状はフケだけでなく、脂っぽく鱗状の斑点が出て、場合によっては滲出やかさぶたが見られます。乳児の場合は「頭ぼうち」と呼ばれ、頭皮にかさぶた状の鱗が現れます。かゆみが強く、子どもは不快感を訴えます。
シラミ(頭シラミ)
頭シラミは子どもの髪の毛に寄生する害虫です。シラミは頭皮の血液を吸い、唾液に含まれる抗凝固物質がかゆみと炎症を引き起こします。子どもは頭をかきむしり、かゆさを訴えます。髪の毛や頭皮を注意深く観察すると、成虫や卵(ニット)が付着しているのが見つかります。
感染性発疹・白癬(リングワーム)
水痘やはしかなどのウイルス性疾患では、頭皮を含む全身に発疹が現れることがあります。これらの発疹は発熱や体調不良とともに出現し、かゆみを伴います。白癬は真菌感染で、頭皮にかさぶた状の鱗ができ、伝染性があります。
頭皮乾癬
頭皮乾癬は脂漏性皮膚炎と見た目が似ていますが、乾癬は銀白色の鱗が特徴です。湿疹の鱗は黄色や白色が多いです。また、脂漏性皮膚炎は髪の生え際に限られることが多いのに対し、乾癬は体の他の部位にも現れやすいです。
頭皮のかゆみや炎症が続く場合は、皮膚科医の診察を受け、正確な診断と適切な治療を受けることが重要です。
