女性に特有の脳卒中サインと症状
米国では毎年約70万人が脳卒中を経験し、女性は男性より重症化しやすいことがハーバード医科大学の調査で示されています。脳卒中は脳への血流が途絶えることで起こり、主に血栓が血管を塞ぐか、約20%は血管破裂が原因です。女性は一般的な症状に加えて、特有のサインが現れることがあります。
しびれ・脱力・胸の痛み
顔や四肢にしびれや脱力、時に痛みが生じます。多くは体の片側に限られますが、女性は胸部痛が脳卒中の独自症状として報告されています。全身的な倦怠感を感じることもあります。
混乱・言語障害
脳卒中中に混乱したり、言葉が出にくくなったり、相手の言うことが理解しにくくなることがあります。
激しい頭痛・視覚障害
突然の激しい頭痛は脳卒中の警告サインです。視界がぼやける、視力が失われる、あるいは眼球の動きが制限されることがあります。
めまい・協調運動障害
めまいやバランス感覚の低下、協調運動障害が起こり、歩行が不安定になることがあります。
女性特有のその他の症状
しゃっくり、吐き気、息切れ、心拍の乱れなども報告されています。
「Act F.A.S.T.」で早期発見
国立脳卒中協会は「Act F.A.S.T.」という覚え方を推奨しています。
- F(Face):顔を笑顔にして、片側が垂れ下がっていないか確認。
- A(Arms):両腕を上げ、片方が下がっていないか確認。
- S(Speech):簡単な文を繰り返し、言葉がはっきりしているか確認。
- T(Time):上記の症状が見られたら、すぐに医療機関へ連絡。
