椎骨・脳底動脈系卒中のリスク要因と予防策

予後

椎骨・脳底動脈系卒中は非常に致死率が高く、2008年8月13日付の『Cardiovascular and Interventional Radiology』に掲載された研究によると死亡率は約80%です。生存した場合でも、麻痺、認知障害、記憶喪失、言語障害、視覚・聴覚障害、嚥下困難、慢性的な疼痛などの永続的な障害が残る可能性が高いです。

リスク要因

以下の要因が椎骨・脳底動脈系卒中のリスクを高めます。

  • 男性、アフリカ系アメリカ人、55歳以上
  • 高血圧・高コレステロール・糖尿病・心疾患
  • 喫煙、過度の飲酒、コカイン使用

警戒サイン

卒中が起こる前に一過性虚血発作(TIA、いわゆるミニストローク)として現れる症状があります。Medscapeの報告によれば、約50%の患者が以下の症状を数日から数週間にわたって経験します。

  • めまい、吐き気、嘔吐
  • 舌や顔面筋の脱力
  • 意識障害、眼球運動の制御不全
  • 顔面や頭皮の感覚喪失、視覚障害
  • 発汗、失調(筋協調性の欠如)

回復・リハビリテーション

回復は障害の程度と影響を受けた機能により異なります。主なリハビリテーションは以下の通りです。

  • 理学療法:バランスや歩行など基礎的な運動機能の回復
  • 作業療法:日常生活動作(着替え、入浴、食事)の自立支援
  • 言語聴覚療法:言語・認知機能の再訓練

予防策

リスクを低減するための具体的な対策は次の通りです。

  • 血圧とコレステロールを管理し、飽和脂肪の摂取を控える
  • 糖尿病やその他の心血管リスクを適切に治療する
  • 適正体重を維持し、定期的に運動する
  • 禁煙し、違法薬物を使用しない
  • 加工されていない全粒食品、果物、野菜を中心とした食事を心がけ、サーモンやマグロなどの青魚を積極的に摂取する
  • 1日あたり35g以上の食物繊維を目安に摂取する

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