脳卒中患者のための自宅ソニックセラピー
診断
脳卒中が疑われた際、医師は血圧やコレステロールの測定、動脈硬化の兆候を聴診などで確認し、どのタイプの脳卒中かを特定します。主な検査として、頸動脈超音波検査では首にトランスデューサーを当てて血管の画像を取得し、閉塞の有無を調べます。
さらに、股関節から細いカテーテルを挿入し造影剤を注入して血管の状態を確認する血管造影や、造影剤を静脈に注射して撮影するCTスキャン、脳内出血や梗塞を評価するMRIが行われることがあります。必要に応じて心臓の状態を評価する心エコー検査も実施されます。
脳卒中の長期的影響
麻痺は損傷の程度により一時的なものから永続的なものまで様々です。脳細胞が死滅すると、身体的・精神的な機能障害が残ります。言語障害(失語症)や口の動きの制御困難、四肢の運動制御低下、記憶障害、感覚麻痺、持続的な疼痛や温度変化に対する過敏性などが報告されています。
自宅でできるソニックセラピー
ソニックセラピーは、物理療法士がクリニックで使用する高周波音波を自宅でも利用できるデバイスです。音波は皮膚を通過し筋肉深部に熱を生じさせ、筋肉の緊張を緩和し炎症と痛みを軽減します。特に、筋肉の痙攣や不動による痛み、関節の硬直に悩む脳卒中患者に有効です。
使用方法と注意点
デバイスは丸型のヘッドを持つワンド形状で、痛みのある部位にジェルを塗布した上で円を描くように動かします。1回の施術は5〜10分が目安です。ワンドを同じ場所に長時間止めておくと皮膚が過熱しやすいため、必ず動かし続けてください。操作が困難な場合は家族や介護者に手伝ってもらうと安全です。
以下の方は使用を避けてください:ペースメーカーや埋め込み型医療機器を装着している人、骨折・治癒中の部位や悪性腫瘍がある部位、妊娠中の女性。
