脳卒中の診断テストと重要ポイント

  1. 神経学的検査

    脳卒中が起きると、体の片側が突然しびれたり、力が弱くなり、歩行が困難になることがあります。言語が不明瞭になり、視覚障害や混乱が生じることもあります。直ちに医療機関を受診する必要があります。救急室では、医師が神経学的検査を行い、脳の特定部位の機能を評価します。記憶、視力、筋力などを確認し、どの領域が障害を受けているかを特定します。

  2. CT/CATスキャン

    脳卒中が疑われる場合、頭部のCT(コンピュータ断層撮影)を直ちに実施します。CTはX線を用いて頭部内部の画像を作成し、約10分で終了します。特別な準備は不要で、患者への負担も少ないです。画像により、症状が脳卒中によるものか腫瘍によるものかを判別でき、さらに脳卒中が虚血性か出血性かを特定できます。

  3. MRI

    磁気共鳴画像(MRI)は、磁場を利用して脳や脊髄の詳細な画像を取得します。CTで脳卒中が確認された場合、追加情報を得るためにほぼ直後にMRIを実施します。出血や動脈瘤、その他の脳・脊髄の異常を検出できます。検査時間は約1時間で、金属製品(ジュエリーなど)を外す以外の特別な準備は不要です。

  4. その他の検査

    CTやMRIほど緊急性は高くない検査は、症状が出た後に実施されます。脳波検査(EEG)は脳の電気活動を記録し、痙攣の有無を確認します。頸部の頸動脈ドップラー超音波検査は血管の閉塞を評価します。また、血液検査で感染症、薬物中毒、脳腫瘍など、脳卒中様症状の他の原因を除外します。

  5. 時間が重要

    脳卒中は症状が現れたらできるだけ早く診断し、治療を開始することが重要です。時間が治療の成否を左右し、軽度の障害と重度の機能障害の差を生むことがあります。

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