橋本病(甲状腺炎)に効く中国ハーブの紹介
橋本病(自己免疫性甲状腺炎)は、甲状腺を攻撃し炎症と機能低下を引き起こす疾患です。進行を抑え、症状を改善するための治療法として、漢方薬が注目されています。米国の主流医療ではあまり用いられませんが、ハーブ療法を行う専門家の間では選択肢の一つとなっています。
ブラダーラック(フカス・ベシキュロサス)
海藻の一種であるブラダーラックは、甲状腺機能低下症の改善に利用されます。乾燥したものをティーにして飲む方法が一般的で、約3小さじ(約15 ml)を沸騰したお湯(約240 ml)に入れ、10分ほど抽出して飲みます。ヨウ素を豊富に含むため、甲状腺の健康をサポートします。
ジンセン(高麗人参)
オレゴン州ポートランドの伝統医療研究所所長、スブティ・ダルマナンダ博士によると、ジンセンは下垂体機能を高め、ホルモンバランスを安定させ、代謝を促進する効果があるとされています。そのため、甲状腺機能低下症の改善を目的とした漢方処方に頻繁に使用されます。
何首乌(ヘ・ショウウ)根
中国原産の何首乌根は、甲状腺を補う作用があるとされ、漢方の中でも高く評価されています。伝統的には黒豆と共に煮出して飲用し、体全体の活力を高めるトニックとして用いられます。
黄芩(バイカル・スカルキャップ)根
黄芩根(学名:Scutellaria baicalensis)は、フラボノイドを多く含む苦味のある漢方薬です。ロイコトリエンやヒスタミンの生成を抑制し、強力な抗酸化・抗炎症作用を示します。イブプロフェンに匹敵する抗炎症効果があり、副作用はほとんど報告されていません。
