甲状腺機能低下がもたらす健康問題
概要
甲状腺は首にある蝶形の腺で、代謝や体内の様々な機能を調整します。甲状腺機能が低下すると、必要な量のチロキシンが分泌されず、甲状腺機能低下症(低甲状腺)になります。
主な症状
- 倦怠感、うつ状態、体重増加、物忘れ
- 月経過多、便秘、膨満感、乾燥肌、もろい髪、寒さに敏感になる
コレステロール上昇
低甲状腺は血中コレステロールの蓄積を招き、動脈硬化性プラークが増加します。これにより心臓への負担が増し、心筋梗塞リスクが高まります。
甲状腺腫(ゴイター)
治療が遅れると甲状腺が肥大し、首に腫れやしこりとして現れます。これを甲状腺腫(ゴイター)と呼びます。
重篤な症状:ミクシデマ
未治療のまま進行すると、ミクシデマという重度の甲状腺機能低下に至り、体が徐々に機能不全に陥り最終的には昏睡状態に至ります。先進国では早期治療により稀なケースです。
治療法
甲状腺ホルモン補充療法が基本です。多くの患者は生涯にわたり毎日薬を服用し、甲状腺機能を正常に保ちます。
